メンズの皆さんサウナはお好きですか?熱いサウナに数十分入った後、水風呂に入って外気浴をすることで心身が「ととのう」ことで最近人気ですが、実はサウナには美容効果もあるんです。
今回はサウナによって肌にどのような影響があるのかについて紹介していきます。この記事を読んで美容のためにサウナに行く人が増えれば幸いです。
サウナが身体に与えるメリットとは…
そもそもなぜサウナが身体にいいのかを簡単に述べると、「熱によって血管を広げ、血流をよくするから」です。
血流が良くなると酸素や栄養を体中に送ることができるので、疲労回復等の効果が期待できます。さらに二酸化炭素や老廃物などをデトックスしやすくなるので体調がよくなったり、肌がきれいになるなどのメリットがあります。
サウナに入っていると平常時と比べると約2倍の血液が流れます。入浴と違って水圧がかからずに熱による効果だけを得られるので、水圧による息苦しさなどのデメリットを伴わずに血流をよくすることができます。
次からはサウナが美容にどのような影響があるのかについて説明していきます。
血流増加による肌のターンオーバーの促進
冒頭に説明したサウナの「熱によって血管を広げ、血流をよくする」効果によって、新陳代謝が良くなります。新陳代謝が良くなると肌のターンオーバーが促進されるので、シミの原因である「メラニン」を排出しやすくなります。
また熱の刺激を受けることによって「ヒートショックプロテイン」と呼ばれるタンパク質が分泌されます。ヒートショックプロテインは、老廃物によって傷んだタンパク質細胞を再度使えるように整えてくれます。これによってタンパク質であるコラーゲン組織が整えられるので、肌の弾力が良くなることが期待できます。
デトックス効果により老廃物を排出できる
サウナに入ると大量の汗をかくと思います。サウナの熱によって毛穴が広がり、汗と一緒に身体に溜まった老廃物が体外に排出されていきます。また毛穴が広がることにより、くすみが取り除かれるので肌が白くなったと感じる人もいるそうです。
さらに血流が良くなることによって臓器の働きも活発になります。臓器の働きが活発になることで便秘改善にもつながるのでより老廃物の排出ができるようになります。
自律神経がととのう
自律神経が乱れてしまうと、不眠やストレスなどの体に悪影響を与えてしまいます。サウナはこの自律神経を整えることができるんです。
サウナに入ると血管が広がり、交感神経が活発になります。サウナの後に水風呂に入ると血管が収縮して副交感神経が活発になります。
この交感神経と副交感神経を交互に活発させることで自律神経を整えることができます。そして自律神経を整えると精神が安定し、リラックスできるのでストレスから解放されます。ストレスから解放されると不眠の解消やニキビを抑えたりするので美容にも効果があります。
美肌になるためのサウナの入り方
美肌になるためには正しくサウナに入ることが大切になってきます。サウナに入るときのポイントは
- 水分補給をしてからサウナに入る
- 長時間の利用は避ける
サウナに入ると大量の汗をかき、身体からは水分がどんどん排出されていきます。汗によって老廃物が体外に排出されていくので、事前に水分補給をしておくことで汗をかきやすくなりデトックス効果を高めます。また脱水症状の予防にもなるため水分補給は必ず行ってください。
長時間のサウナを避けた方がいい理由は、サウナの熱によって肌が乾燥してしまう恐れがあるからです。一回の利用時間は8分~15分ほどを目安としてください。
まとめ
今回はサウナが美容にいい理由について紹介いたしました。サウナは身体と心の健康のために有効なだけではなく、美容にも効果があります。
ちなみにサウナ発祥のフィンランドは、世界の幸福度ランキングで1位となっています。
水分補給を怠ってしまうと脱水症状など命に関わる事故を起こす可能性もあるので忘れずにしてください。正しくサウナを利用して身体と心と肌の健康を手に入れましょう!
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