ニキビが多くて赤みがかっていると清潔感が損なわれますし、ヒリヒリしたりと痛みも出てくるので不快に感じてしまいます。
「毎日きちんと洗顔をしているのに、ニキビが治らないどころか増えているよ」と悩んでいる方も多いと思います。ニキビを治すためには肌を清潔に保つことはもちろん、保湿も重要になってきます。
今回はニキビの原因と解決するためのスキンケア方法について解説していきます。
ニキビができてしまう原因
ニキビができてしまう原因は皮脂が過剰分泌されてしまうことにより毛穴が詰まってしまい、毛穴の中で「アクネ菌」が増殖して炎症が起こることでニキビができます。
ニキビを放置していたり、つぶしてしまいますとニキビが治ったときに「瘢痕」と呼ばれるニキビ跡が残ってしまいます。そのためニキビができてしまったときは正しいスキンケアで素早く治す必要があります。
ニキビを治すためのスキンケア方法
ニキビを治すためには適切なスキンケアを行うことは必要不可欠です。ニキビができないようにすることが一番良いですが、もしできてしまったときのスキンケア方法について紹介していきます。
ニキビを触ったり、つぶしたりしない
ニキビができてしまうと気になってしまい触ったり、つぶしたりしてしまう方もいると思います。医療で細い針を刺して膿を抜き取る方法もありますが、素人が下手にニキビをつぶして膿を抜き取るのは肌を傷つけてしまい、あとが残ってしまうのでやめた方がいいです。
またおでこにできてしまうと髪の毛がニキビに触れてしまい、刺激となってしまいます。ニキビを治すための近道はとにかく触らない、つぶさないを意識することです。
洗顔料を保湿成分の高いものにする
ニキビを治すためには肌の清潔を保つことは必要になるので、洗浄力が高い洗顔料で洗顔をするのはいいことです。しかし、洗浄力だけが強い洗顔料を選んでしまうと肌の皮脂が過剰に落とされてしまい、結果としてニキビの原因である皮脂を大量分泌してしまいます。
保湿成分である「セラミド」が多く配合されている洗顔料を選んで保湿し、皮脂の過剰分泌を抑えることが大切となってきます。
また肌の清潔感を保つために一日に何度も洗顔をするのは逆効果となってしまいます。男性であれば朝と夜の2回を目安に洗顔をして肌の清潔を保ちつつ、皮脂を必要以上に洗い流さないように気を付けてください。
肌の乾燥を防ぐ
べたつきが気になるから乳液を嫌う男性は多いですが、ニキビの原因である皮脂は肌が乾燥してしまうと多く分泌されてしまいます。
化粧水をしているから保湿はできていると思うのは間違っています。化粧水だけでスキンケアを終わってしまうと逆に肌の乾燥を進めてしまう原因となってしまいます。化粧水は肌に水分を含めるためのものであり、水分の蒸発を防ぐ役割はありません。
乳液を使用することで肌の水分蒸発を抑えることができ、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。また肌のバリア機能を高めることもできるので、新しいニキビの発生の抑制にもなります。
紫外線から肌を守る
紫外線を浴びてしまうと肌のバリア機能が低下してしまい、外からの刺激を受けやすい状態となってしまいます。そのバリア機能が低下している状態でさらに紫外線を浴びてしまうと、肌の乾燥や炎症が進んでしまいニキビができやすい状態となってしまいます。
肌はダメージが与えられると何とかバリア機能を回復させようとして肌表面の角質層を厚くしようとしますが、余分な角質が毛穴を詰まらせてしまいアクネ菌の増殖につながってしまいます。
ニキビができた時に紫外線ケアを怠ってしまうと炎症が悪化し、ニキビ跡が残ってしまう可能性が高くなってしまうので適切な紫外線対策をしていく必要があります。
まとめ
今回はニキビができてしまったときにやるべきスキンケア方法について紹介しました。
- ニキビを触ったりつぶしたりしない
- 洗顔力が強すぎず、保湿成分の入った洗顔料にする
- 肌の乾燥を防ぐため化粧水と保湿クリームを使う
- 紫外線ケアを怠らない
ニキビを長時間放置してしまうと治ったときに赤くなったりして跡が残ってしまいます。ニキビができてしまったらしっかりとスキンケアをして、すぐにニキビを治すようにしてください。
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