シェービングの時にすぐカミソリ負けをしてしまったり、化粧水や洗顔料を使用するとしみたりしてしまう「敏感肌」で悩んでいる方はいませんか?
敏感肌はもともとの体質もありますが、日々のスキンケアによって改善することができます。敏感肌とはどんな症状で、どんなスキンケアを意識すればいいか紹介していきます。
敏感肌でどんなふうにスキンケアをすればいいか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
敏感肌とはどんな状態?
敏感肌には定義がなく肌のバリア機能が低下してしまい、刺激を受けやすい状態の肌を敏感肌と呼んでいます。一般的には外部から刺激を受けたときに肌荒れなど起こしてしまう状態を敏感肌と呼んでいます。
- ニキビになりやすい
- シェービングで肌が荒れてしまう
- 洗顔や化粧水で肌が荒れてしまう
- 紫外線で肌が赤くなってしまう
敏感肌になってしまうとこのような症状が現れます。
もともとは敏感肌ではなかったという方も、日々の生活や年齢によって肌質は変化していきますので生活習慣やスキンケアの見直しをすることは大切です。
敏感肌になってしまう原因
敏感肌になってしまう原因は刺激が受けやすい状態になっている。つまり肌のバリア機能が低下してしまっている状態です。肌のバリア機能とは、細菌や埃が入らないようにしたり、肌の内部から水分が蒸発するのを防いだりする役割を持っています。
肌の表面は角質層と呼ばれる層が10層以上あり、その隙間を細胞間脂質が満たして安定している状態を保っています。隙間を満たしている細胞間脂質が乱れてしまうと細菌などは侵入しやすく、肌の内部の水分は蒸発しやすくなってしまい敏感肌になってしまいます。
細胞間脂質の主成分は「セラミド」ですので、セラミドが欠如してしまうと肌のバリア機能は低下してしまうことになります。
敏感肌の人が注意するべきポイントとは
敏感肌の人は、スキンケアで注意するべき点がいくつかあります。間違ったスキンケアをしてしまうと肌に負担を与えてしまうので、気を付けるべきポイントについて紹介します。
洗顔料に注意が必要
洗顔料は肌に付着した汚れや皮脂を効果的に落とす働きがあります。洗顔料によっては洗浄力が強いものもあり、敏感肌の方が使用してしまうと肌が荒れたりしてしまいますので、洗浄力が強い洗顔料の使用は控えるようにしましょう。
洗浄力を高めるために「スクラブ」と呼ばれる粒が入った洗顔料もありますが、敏感肌の方は「スクラブ」が入っていない洗顔料を選ぶようにしましょう。
洗顔のやり方を見直すべきかも
男性の1日の洗顔回数のおすすめは朝と夜の2回です。敏感肌の方も肌には細菌と皮脂が付着するので1日2回の洗顔をお勧めしますが、そのうち1回は洗顔料を使用せず、ぬるま湯で洗い流すだけに変えてみる方法が良いと思います。
ぬるま湯のみで洗顔をすることにより、肌への負担が少なくなります。ぬるま湯での洗顔が終わったら、化粧水と乳液を使って保湿することを必ず忘れないようにしてください。
入浴の際のシャンプーとリンスの洗い残しに注意
最後に入浴中の注意について紹介していきます。入浴の際にシャンプーやリンスを使用すると思いますが、その時の洗い残しに注意が必要になります。
髪の毛からシャンプーやリンスを確実に洗い流すことはもちろんですが、髪から洗い流したシャンプーやリンスが顔についたままになってしまっている場合があります。シャンプーやリンスが肌についたまま放置してしまうと、肌への負担がかかってしまいます。
とくに耳の後ろなどを洗い残してしまう可能性が高いと思うので、洗い残しは絶対ないようにしてください。
まとめ
今回は敏感肌の方が注意するスキンケアについて紹介していきました。
敏感肌の方は洗顔料を選ぶときに注意が必要ですが、「敏感肌の方でも使用できる」や「敏感肌の方におススメ」などの洗顔料を選べば間違いないと思います。
洗顔料は肌に合っていてもスキンケアのやり方が悪かったら肌に負担をかけてしまうので、正しいスキンケアを必ず実践するようにしてください。
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