あなたは大きいニキビができてしまった際には、どのような対処をしますか?
きっと中には潰してしまうなんて人もいるのではないでしょうか。
大きいニキビというのは炎症が起こってしまっている状態なので、適切な処置をしないと赤みが引かないどころか、凹凸のニキビ跡になってしまうことすらあるので注意が必要です。
そこで今回は大きいニキビができてしまった際の対処法を紹介します。
ニキビの大きい膿の対処法

大きいニキビというのはすでに炎症を起こして、膿が溜まってしまっている可能性が高くあります。
そうなってしまうと治るまでに時間がかかりますが、絶対に潰してはいけません。
そこで以下の対処法がおすすめです。
皮膚科で抗炎作用のある薬をもらおう
ニキビが大きくなってしまった場合というのは、すでに初期ニキビから進行してしまっている炎症ニキビである可能性が高いため、素人の自己ケアでは綺麗に治すことは難しいでしょう。
炎症が長引けば長引くほど、肌へのダメージも大きくなっていくので、皮膚科へ行って抗炎作用のある薬を処方してもらうようにしましょう。
炎症しているニキビにはオロナインNG
「ニキビにはオロナイン」と言われていますが、すでに進行してしまっている炎症ニキビにはNGです。
オロナインは乾燥によって起こるニキビや、ニキビ予防という面ではとても効く薬ではありありますが、炎症ニキビに対して悪化を招くために、使うべきではありません。
痛い大きいニキビができやすい場所

この大きいニキビというのは実はできやすい部分があるのです。
なぜそこにできてしまいやすいのかの原因について紹介します。
鼻にニキビができる原因
鼻はどこの部分よりも一番ニキビができやすい部分なのです。
その理由は、毛穴が多いことに加え、肌の汚れやストレスの影響を受けやすい部分でもあるからです。
鼻にニキビができやすい人は、無意識に鼻を触ってしまっている癖があったりするので、できるだけ鼻を触らないように注意しましょう。
あごにニキビができる原因
あごも鼻と同様に毛穴の多い場所であり、かつ範囲が狭いということもあり、毛穴がとても詰まりやすくニキビができやすいのです。
しかも、スキンケアが行き届きにくい場所でもあったり、洗顔の後の石鹸が残りやすい場所でもあるので、余計にニキビが悪化してしまいやすい場所でもあるんですね。
おでこにニキビができてしまう原因
おでこにニキビができてしまう原因は、整髪剤やシャンプーの洗い流しが原因である場合があります。
自分ではしっかり洗い流せているつもりでも、実はまだまだ髪に残ってしまっているということがよくあるので、おでこにニキビができやすい人は、頭をゆすぐ時間を伸ばすなどして、できるだけおでこに洗い流しが残らないように注意しましょう。
大きい柔らかいぷよぷよニキビには要注意!!

たまに紫をしたぷよぷよしたニキビができることがありますよね?
もしその紫ニキビができてしまったら要注意です。
この紫ニキビは嚢腫(のうしゅ)性ニキビと呼び、色素沈着や凹凸のニキビ跡になりやすいニキビなのです。
このニキビはニキビの最終形態とも言える状態で、肌の奥の真皮と呼ばれるところまで炎症が進んでしまっている状態であるため、かなり深刻な状態です。
赤ニキビ同様に、この紫ニキビになってしまってからでは自己ケアで綺麗に治すことは難しいので、皮膚科へ行って専門医の指導のもと、スキンケアをするようにしましょう。
ニキビのできない肌を作ることが美肌への最大の近道

このメンズスキンケアの教科書ではくどいくらいお伝えしていますが、ニキビを改善して綺麗な肌を作るためには、とにかくニキビのできない肌を作ることです。
できてしまったニキビを改善することだけをしても、結局ニキビのできやすい肌質ではいつまで経ってもイタチゴッコです。
ニキビを作らないためにも、まずはニキビのできない肌を作ることを心がけましょう。
無知での自己ケアは絶対にしない

以上が大きいニキビができてしまった際のケアについてでした。
ニキビに悩み始める頃というのは、今できてしまっているニキビを改善することだけに気持ちが入ってしまいがちなので、潰してしまったりする人がいますが、結果的にニキビ跡になってしまう方が長く悩むことになるので、その場しのぎでのケアはやめましょう。
いっときの辛さやお金がかかるということはありますが、ニキビ跡になってしまってからではもっと時間もお金もかかってしまうので、ニキビができてしまった段階でしっかりとした治療のもと治すことが大切です。